殺猪・・・猪というのは、中国ではブタちゃんのことなんですが、殺猪、なんて、なんとも不気味な言葉・・・
昨日は、ぶちぶちストレスの話をしてしまいましたが、実はワタクシ、格好のストレス解消の相手をみつけてしまったのです。
始めちゃいましたのよ、二胡。うふ。
香港にいるときからずっとやりたかったんだけど、相方氏にも反対され、仕事も始めちゃったりして、結局習うことはできませんでした。 が、北京で、というか、うちの近所でレッスンが受けられることがわかったので、ついについに、二胡を手にすることに~☆
まだレッスンは4回目、D調の、それもキラキラ星レベルですが、弾いていると頭の中がからっぽになってくれて、リラックスしていくのがわかります。
大人になって始める楽器っていいですね。小さいころのピアノのおけいこってストレスだったんだけど(笑)
ところで、タイトルの殺猪。 中国語では、下手な二胡の音のことを、豚の断末魔にたとえて、こういうそうです。ぐはー。早くぶたちゃんから脱出しないと。
年をとってくると、気が短くなる人も多いそうですが(うちの相方氏とか) 私は結構待てる女になってきた気がします。
というのも、こことかで暮らしたりね、オトコ三人の母とかやってたりしますとね、もうイラついたってしゃーないじゃん、てな感じで落ちつかざるを得ない状況に立たされることが多いわけでしてね。ん?これ「身から出たさび」って言います?違うよね?違うって言って。
好きでこうなったわけじゃねーやい、とつぶやきつつ、いびつながらも まーるくなってきてる自分を、時折ほめてあげたりしちゃうわけで。そうよ、誰もナデナデしてくれないけど。
ところが。
(特に)今年に入ってからの ネットのひどさには、さすがにイライラしっぱなしですの、オクサマ。だって、ふたこと目には「このサイトにはアクセスできません」だよ。もう。なんで?ねえ。どして?なんなのよいったい。
一日何度パソに向かってつぶやくことやら。
ああああああ。ストレスたまるぞぉーーーーー。ネットが気分転換にならないって。
本日の一枚
青空床屋
はさみと椅子があれば、そこが床屋さん。なんかいいな。白い上着着て、切ってるとこがまたいいかも(笑)
料理 嫌いです。
専業主婦暦 ン十年の人間が吐いていい言葉じゃないけど、好きじゃないもんはしょーがない。炊事洗濯掃除という主婦の三大作業の中で、何が一番いやか、といわれたら、真っ先に料理を挙げるであろうワタクシ。ああ、こんな母でごめんね子どもたち、こんなツマで悪かったね相方氏。もう ここまできちゃったらしょうがないわよね、とっくに諦めてくれてるでしょ?
そんな私が、なにをどう間違えたのか、餃子作り教室に参加してしまいました。つか開催場所がうちだったから、なんだけどね、あっはっは。
講師はわが中国語の老師、Y先生。お料理は楽しいと常々おっしゃっておられる方。以前、雑談しているときに(Y先生は日本語が堪能)ついつい本場の餃子を食べたことがない という話をしましたところ、それでは一緒に作りましょうとおっしゃってくださいまして。
皮の材料は強力粉(こちらでは餃子の皮用の小麦粉が売られています) 餡は好きなものをなんでも、といわれたので、基本中の基本 白菜と豚肉。あとはしょうが(肉の臭みをとるため) 料理酒(こちらも臭みをとるため)塩・砂糖・粉末スープストック・ごま油・中国醤油(日本のものより色が薄いのです)
とか書いてきたけど、正確な量はわかんないのよね<おいおいおーい だって先生も目分量だったし。餡はすべてみじん切りにして粘りが出るまでひたすら同じ方向(これが大事らしい)に箸で混ぜ、皮は小麦粉に冷水を加えつつ、かなり固いなーってところでひたすらこね、その後10分ほど寝かせまして
細長く伸ばして、同じくらいの大きさに切って左下の麺棒で伸ばします。
ちなみに映ってる手は先生。手際いいんだこれがー。
材料の名前、料理器具の名前、動作などを中国語で教えていただきつつ、みんな、せっせと皮をのばし餡をつつみ・・・私をのぞく生徒3人(みなさまベテラン主婦さんたち) 数をこなすごとに、包み方の上達度が増していきまして。
ぐらぐら煮立つお鍋で、差し水をしつつ、3度餃子が浮き上がるまで茹でたらできあがりー☆
茹でたてのアツアツをいただきまーす♪ 黒酢をつけても美味しいし、何もつけなくてもそれはそれで十分美味しい。つるんとした皮の喉ごしがよくて、ほんといくつでもいただけます。
日本へ帰ったら、餃子くらいは作れるって言わないとまずいだろうか、というヨコシマな心で始めた餃子作りでしたが(殴) みんなで作ったら楽しいねー。
前回 mh19981999.blog.shinobi.jp/Category/2/ の続き。
東単の一角を占める、協和病院。ここはロックフェラー財団によってつくられたそうですが、今でも北京でもっとも優秀なお医者さま方がいらっしゃる病院のひとつだとか。
20世紀初頭、病院とともに作られた、職員の宿舎の入口がここ
残念ながら「機関宿舎 謝絶参観」の文字が・・・中は、かなり整備されてそうなんだけど、門から覗くことしかできません。
東単北大街から見ると、こんなアーリーアメリカン風の建築物が並んでます。チムニーポットもあったりして、かなりきれい、しかも今も使われてそう。 参観したいなー。
そしてこの宿舎の向かいにあるのが
これまた、なんか由緒ありげじゃなーい?っていう建築物で、こちらは「中華経済会 旧跡」というプレートが。
横に回るとこんな感じ。
いまも、キリスト教関係の機関の事務所になっているようです。病院の関連の教会なのかしらね。うん、かもねー。だいたいあっちの人は教会とセットでやってくるもんだし(独断と偏見)
さて、そこからもう少し北上しまして、「外交部街」に入ります。
これまた、立派な門。
実はここは、1908年、ドイツ国王を迎えるために作られた迎賓館のあとなのです。かの袁世凱もここで執務していたのだとか。中華民国になってからは外交部が置かれたため、この胡同には「外交部街」の名前がついています。
今残っているのは 門のみ。うしろはアパートになっています。
威風堂々の門が、ちょっと寂しげに見えちゃいますねー。
これはなんでしょう?
シンクのごみ、みたいにみえるでしょ。
実はスケール。水垢って訳すんでしょうか。カルシウムやマグネシウムの結晶です。
こちらの水は硬水なので、油断してるとスケールが
加湿器のいろんなところにこびりついてしまいます。
元は黒いスポンジも、結晶がくっついて真っ白に・・・
さすがに、1日数リットルの水を使う加湿器に、飲料水を使う気にはなれません。水道水で勘弁してほしーよ。でも水道水だと、すぐに結晶がこびりついて、加湿器はカタカタと音を立てるのです。
あー、めんどくせー(大きなため息)
ところで、今日は珍しく雨が降りました。ちょっと外へ出たら、なんか呼吸が楽な気がしました。空気の汚れ具合は同じだと思うんだけど、やっぱり湿度は空気を優しくしてくれますねー。