料理 嫌いです。
専業主婦暦 ン十年の人間が吐いていい言葉じゃないけど、好きじゃないもんはしょーがない。炊事洗濯掃除という主婦の三大作業の中で、何が一番いやか、といわれたら、真っ先に料理を挙げるであろうワタクシ。ああ、こんな母でごめんね子どもたち、こんなツマで悪かったね相方氏。もう ここまできちゃったらしょうがないわよね、とっくに諦めてくれてるでしょ?
そんな私が、なにをどう間違えたのか、餃子作り教室に参加してしまいました。つか開催場所がうちだったから、なんだけどね、あっはっは。
講師はわが中国語の老師、Y先生。お料理は楽しいと常々おっしゃっておられる方。以前、雑談しているときに(Y先生は日本語が堪能)ついつい本場の餃子を食べたことがない という話をしましたところ、それでは一緒に作りましょうとおっしゃってくださいまして。
皮の材料は強力粉(こちらでは餃子の皮用の小麦粉が売られています) 餡は好きなものをなんでも、といわれたので、基本中の基本 白菜と豚肉。あとはしょうが(肉の臭みをとるため) 料理酒(こちらも臭みをとるため)塩・砂糖・粉末スープストック・ごま油・中国醤油(日本のものより色が薄いのです)
とか書いてきたけど、正確な量はわかんないのよね<おいおいおーい だって先生も目分量だったし。餡はすべてみじん切りにして粘りが出るまでひたすら同じ方向(これが大事らしい)に箸で混ぜ、皮は小麦粉に冷水を加えつつ、かなり固いなーってところでひたすらこね、その後10分ほど寝かせまして
細長く伸ばして、同じくらいの大きさに切って左下の麺棒で伸ばします。
ちなみに映ってる手は先生。手際いいんだこれがー。
材料の名前、料理器具の名前、動作などを中国語で教えていただきつつ、みんな、せっせと皮をのばし餡をつつみ・・・私をのぞく生徒3人(みなさまベテラン主婦さんたち) 数をこなすごとに、包み方の上達度が増していきまして。
ぐらぐら煮立つお鍋で、差し水をしつつ、3度餃子が浮き上がるまで茹でたらできあがりー☆
茹でたてのアツアツをいただきまーす♪ 黒酢をつけても美味しいし、何もつけなくてもそれはそれで十分美味しい。つるんとした皮の喉ごしがよくて、ほんといくつでもいただけます。
日本へ帰ったら、餃子くらいは作れるって言わないとまずいだろうか、というヨコシマな心で始めた餃子作りでしたが(殴) みんなで作ったら楽しいねー。