急に暖かくなりました。
白い綿もふわふわ飛び始めました。春だー。
暑くなる前に行かなくちゃ、という強迫観念にかられて、行ってまいりました。
北京北堂、西什庫天主堂と呼ばれています。
清の康熙帝の病が、イエズス会の宣教師たちが献上した薬によって癒えたため、教会を建立する土地を与えられたのが始まりなのですが、1887年、宮廷の拡張に伴い、現在の地に移転したそうです。
西安門大街から歩くこと数分
観光客も見学を許されているそうなので、中に入ります。
見えてきました。
日曜日にはミサも行われてるそうですが、平日はとーっても静か。
ローマンゴシックスタイルの美しい天主堂。もちろん全国保護単位に指定されております。
ただ
多少違和感のある建物が天主堂の前に。
光緒帝の時代に、この地に移転したということが記されている碑文。亀の背中に乗っかってます。
教会が美しいゴシックスタイルなのに、こちらはベリベリチャイナなんですね。
さて、中に入って良いものかどうか、しばらく外から眺めておりましたら、お庭に水撒きをしていたおじさんが、入っていいんだよ、と声をかけてくれました。謝謝。
こちら、写真を撮っても良かったのかなーと思いつつ撮ってしまった<こらこら わけですが、柱が緑と赤のクリスマスカラー。柱からはイエス様のお言葉を記した布が下がり、まるで何かのスローガンのよう・・・んー、これも一種のスローガンっちゃスローガンだけども。
この国で根付いたキリスト教、というものを見る思いがいたしました。
ゆっくり中を見て周り、外へ出ようとしたら、品のいいおばさまに呼び止められました。ワタクシってば、せっかくの普通話の練習のチャンスだったのに、うっかり英語で返事しちゃったものだから
中文と英文で書かれた、北京の教会のパンフレットを頂戴しました。
これはマリア様とイエス様なんですか?お顔がどうみても東洋系なんですが。
この日の交通費、行きは0.5元、帰りが0.4元、合計1元(14円)もかかってません。
オリンピック時に一新したそうなので、北京のバスはほぼ新しくてきれいです。おまけに、ちゃんとバス停に名前があるし、何より安い!混んでても、この値段なら我慢できるわー、うん。