海堂尊著
田口・白鳥コンビ、第・・・えーと何番目のシリーズ?<おいおい
私が今まで読んだのは バチスタ ナイチンゲール ジェネラルルージュ(凱旋のほう) だから、これで4つ目になるんだけど。
このシリーズは、単発で読んだら、きっと登場人物の関係がよくわからないんじゃないかしらね。ナイチンゲールの加納警視正と玉ちゃん、ジェネラルルージュの速水先生、ここかしこに以前の登場人物の名前が出てくるので。
内容は、私にはちょっと難解でした。少なくとも、すらすらと読めはしなかった。今回は病院が舞台ではなく、厚労省がメインになっており、その厚労省の中で仕切られる医療行政というものへの痛烈な批判がバックボーンになっています。
海堂さんは、バチスタから一貫してエーアイの導入を主張されており、このイノセントゲリラは、それを言いたいがためだけに小説形式にしたとしか言いようがありません。彼の主張はわかるんだけどね。っていうかそれしか言ってないから、そこに共感しないと先へ進めない。
それぞれの登場人物はキャラがしっかり立っているから、ところどころは読んでいて楽しいんだけど、読了後の、なんていうのか、読んだぞっていう充実感は少なめでした。第一、どう考えてもこれは続編があるでしょうしね。そういうわけで、この本の評価ってのは、次の作品を読んでから、もう一度考えてみないとねって感じであります。
それにしても、田口先生が策士になっちゃってる。もともとアタマの悪い人として描くつもりはなかったんでしょうが、映画の田口公子先生とは あまりに乖離しちゃってますねー。映画はひどいわ。テレビ版は、ジェネラルルージュがはじまるんですっけ。こちらもぼーっとしてて、白鳥にふりまわされっぱなし<だけ>のキャラだと、そのあとが続かないんじゃないかしら・・・って余計なお世話ですけど(笑)
ここへ行くのは、半年ぶり くらいかな。
過去ログがないから、前回いつ行ったか思い出せない(涙) えーん、fc2かむばーーーく!!
中国茶を淹れるには、熱湯が不可欠なのですが、うちにはウォーターサーバーがあって、90度くらいのお湯ならいつでも大丈夫なので、ついついそれでお茶なんかも淹れてしまってました。けど、やっぱり烏龍茶やら単叢やらは、美味しくないのでありますねー。
で、とうとう購入いたしました。写真の左上の、茶色のがそれ。140元でした。 ヤカンの底が平らなものが欲しかったので、お気に入りが買えてうれしい♪
前に東郊市場に行ったときは、北京在住のベテランさんお二人に連れて行っていただいたのですが、今回のメンバーでは、ぬあんと私が一番北京在住期間が長いのでした。うわーい、責任重大だよ。
でも北京に来たばかりなのに一番普通話が上手なYちゃんやら、去年の秋に来たのに、すでに北京市内のバスを縦横無尽に乗りこなしてるAさんのおかげで、中国茶の購入も大丈夫でした。
お茶屋のおにーさんとの会話も、筆談と主婦のスルドイ勘を駆使して乗り切っちゃったしね。うふ。
おススメの碧螺春や、プーアール、ジャスミン、烏龍、たくさん試飲させてもらって、結局 白茶龍井を50グラム購入。68元。それから以前から欲しかった「茶」の字が入った、可愛い茶杯を2つ。これは二つで5元(やっすーい)
次に、Aさんが以前行って、とても美味しかったという紅茶を買いに別のお店へ移動。「3回来てるんだけど、最初に買ったお茶が欲しいの」という、なんとも漠然としたこちらの問いかけに、お店のお姉ちゃんはお客さんの購入記録をひっくり返して調べてくれ、名前のわからなかった紅茶を無事購入しました。なんてスバラシイ接客でしょう!
そのとき試飲させてもらった 金駿眉 という紅茶がとても気に入ったので、私はこちらも買いました。なんかね、黄金糖の(飴ね)香りがするんですよ。あまーいの。がぶがぶ飲む紅茶ではないけど、ときどき楽しむにはよいお茶かと思いまして。 50グラム60元。お店のおねーちゃんは13回くらいは出るって言ってたよ。かなり力のあるお茶のようです。
それからとなりの台所用品市場へ行って、お茶の保存用のガラス器を購入。お店のお兄さんとの会話で
私「これ、一ついくら?」
彼「15元」
私 15元ならいいかと思いつつ 「3つ欲しいの」
彼「じゃ、一つ12元」
私 なんでそんなにいきなり安くするの?と思いつつ 「じゃあ36元ね」
彼「えーと、35元でいいよ」
会話のたびに安くなる値段。値切れば30元くらいにはなりそうです。値切らなかったけど<ダメじゃん(笑)
お茶市場は、建物に入るとお茶のいい香りがいっぱい。客引きもあんまりないし、馬連道に比べると品数は確かに少ないけれど、そのぶんゆっくり回ることができて、楽しいひとときでした。
そういえば、秤(お茶を量る機械)の検査をやってましたよ。検査をしないと、すぐにごまかしが始まるからなのかもしれないけど、まあ、こうやって検査をしてるんだからぼられる心配はあんまり・・・ないのかなー??(笑)
どうも、忍者の書式に慣れなくて、記事の訂正がうまくいきません。えーん。訂正しようと頑張ってたんだけど、うまく収まらなくて、結局削除しちゃいました。どうも写真のアップがうまくいかないんです。なんで~?(涙)
仕方ないので、もう一度、最初から書き直してみます。ぐはぁ、疲れるなー。あー、fc2が懐かしい。
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ニッポンの「さくら」は、とても懐かしい春の景色ですが、実は北京にもさくらの名所があるのです。 北京の中心部から、ちょっと西の方にある 王淵譚公園 がそれ。 清明節休暇の一日、最高気温も20度近くになるらしいし、風もない。これは行ってみなければ・・と相方氏とともにでかけることに。
さてさて。 北京のお花見やいかに?
やっぱりきれいな花は写しておかないと・・・とケータイでパシャッ
だけじゃなくて。
みんなで新体操??
だけじゃなくて。
露店のひやかし
だけじゃなくて。
たとえば 広場で合唱に参加してみたり
池でボートあそびをしてみたり
造花屋さんで、櫻の女王に変身してみたり
あるいは、こんな正統派のお花見を楽しんだり
ただし、お酒はナシですが。
楽しみ方は千差万別。 でも、北京でもさくらのお花見はすっかり定着しているようでした。
春ですね~☆
せっかく北京に住んでいるのだから、と、有志が集まって「胡同倶楽部」なるものを作りました。「倶楽部」って名前がつくと、なんとなく正式っぽいけど、要は胡同をてくてく歩きましょう、という集まりです。一人で胡同歩き回るのって結構勇気が要るんだもん。みんなで歩けばこわくないからね(笑)
さて、その記念すべき第一回のクラブ活動の日。この日は東単から北上します。
まず行ったのは「寧都王府」
「北京市保護単位」と書いてあるのですが、 ほんとに保護単位なの???と思うくらい荒れてます。
屋根の上には草 がぼわぼわ。
奥に進もうとしたら、入口でおばちゃんに止められてしまいました。用の無いやつは入るな、とか言ってたらしい。うーん。残念。奥の建物は、もう少し保存状態がよさげだったんで、見てみたかったんだけど、ダメと言われちゃしょうがありませぬ。
ここ、寧都王府は、康熙帝の孫であった「寧都王」の館があった場所です。しかし彼は、権力闘争に敗れ、俸禄を止められ、屋敷は廃れてしまったそうな。 確かに廃れてる。廃れすぎの感もありますが。「廃れた」雰囲気を保つための演出なんだろか、この荒れ模様・・・
保護単位に指定されていても、まだ修復の進んでいない建物は、公開されてないものが多いのだそう。そのうち、ちゃんと修復されたら公開されるでしょう、との話も聞いたのですが、果たしてそれはいつになることやら。
そういえば、このあたりは、北極閣 という名前の胡同です。道光年間に、この建物が火災で焼失してしまったので、再建後は水神を祀る「北極閣」を敷地内につくったそうです。それで、このあたり一帯の胡同には、北極閣という名前がついているのだとか。ここは北極閣三条でした。
というわけで今日はここまで。続きはまたね。